二階堂ふみの若い頃が美しすぎる!原点から世界的評価への全軌跡
二階堂 ふみ 若い 頃の圧倒的な透明感と眼差しは、当時の映画ファンや業界関係者に鮮烈な衝撃を与えた。沖縄のフリーペーパーで放った規格外の存在感から、わずか数年で世界三大映画祭の舞台へと駆け上がった彼女のキャリアは、日本映画界のなかでも極めて異彩を放っている。単なる「美少女」という枠組みには到底収まらない、むき出しの感性と鋭利な表現力。その原点はどこにあったのか。
近年の大ヒット作で見せる円熟した演技を見つめ直すとき、鮮烈な輝きを放っていた二階堂 ふみ 若い 頃の初期衝動や出演作を追体験したくなるファンは後を絶たない。十代の少女が放っていた無二の引力と、恐れを知らない果敢な挑戦の軌跡を紐解いていく。
美しすぎると話題!沖縄美少女図鑑から始まった伝説とデビュー秘話
すべての始まりは、地元である沖縄で発行されていた伝説的フリーペーパー「沖縄美少女図鑑」だった。ページを開いた瞬間に目を奪われる、意志の強そうな眉と射抜くような瞳。掲載されたグラビアは瞬く間に噂を呼び、芸能プロダクションのスカウト陣をざわつかせた。数あるアプローチのなかから彼女を見出し、マネジメントを手掛けることになったのがソニー・ミュージックアーティスツである。
上京後の彼女は、ティーン向けファッション誌『ニコラ(雑誌)』の専属モデルとして活動をスタートさせる。しかし、同世代のモデルが愛嬌や親しみやすさを前面に出すなか、彼女が漂わせていた空気はどこか独特だった。どこか遠くを見つめるような憂いと、媚びのない佇まい。すでに独自の美学を抱いていた少女にとって、モデルという枠は表現の入り口に過ぎなかった。
役所広司監督作『ガマの油』で抜擢、モデルから本格女優への飛翔
女優としての転機は唐突に、しかし必然のように訪れる。名優・役所広司が初メガホンをとった映画『ガマの油(映画)』のオーディションだった。役所監督は、芝居の技術以上に彼女の内側から立ち上る野生的な感性に目を留め、ヒロイン役に大抜擢する。
当時わずか十代半ば。カメラの前で物怖じすることなく、スクリーン越しに観客を凝視するような演技を披露した。商業主義的な型にハマらない自由な表現は、映画関係者たちに「とんでもない新星が現れた」と確信させるに十分な破壊力を持っていた。
『ヒミズ』でヴェネツィア国際映画祭受賞、染谷将太と掴んだ世界基準の評価
二階堂ふみの名前を世界へ轟かせた決定打といえば、園子温監督による『ヒミズ(映画)』である。東日本大震災直後の混迷と絶望を描いた本作で、彼女は主人公の少年をいちずに思い続ける少女・茶沢景子を演じきった。泥まみれになり、絶叫し、感情をむき出しにしてぶつかり合う凄絶な熱演。共演した染谷将太とともに、スクリーン上で火花を散らすような魂の応酬を見せた。
この演技が高く評価され、第68回ヴェネツィア国際映画祭において、日本人初となる最優秀新人賞にあたる「マルチェロ・マストロヤンニ賞」を染谷将太とダブル受賞する快挙を成し遂げる。世界的な映画祭のレッドカーペットに堂々と立ち、世界中の映画人からスタンディングオベーションを浴びた瞬間、彼女は名実ともに日本を代表する実力派女優の階段を一気に駆け上がった。
『私の男』で見せた覚悟と成熟、日本映画界を揺るがした若き才能
世界的な脚光を浴びた後も、彼女の歩みは守りに入ることなく、さらに先鋭化していく。それを決定づけたのが、桜庭一樹の直木賞小説を熊切和嘉監督が映画化した『私の男』だ。浅野忠信演じる養父と禁断の愛に溺れていく少女・花を演じ、過酷な流氷の海でのロケーションや背徳的なテーマに全身全霊で挑んだ。
少女から大人の女性へと変貌を遂げるグラデーションを、冷徹なまでのリアリズムと妖艶さで体現。日本映画の歴史に刻まれる数々の映画賞で主演女優賞を総なめにした。まだ二十歳前後の若さでありながら、人間の暗部や孤独を恐れずに演じ切るその覚悟は、多くの映画監督や批評家を唸らせた。
朝ドラ『エール』から『VIVANT』へ、テレビドラマでも発揮される圧倒的求心力
映画界のミューズとしてキャリアを重ねた二階堂ふみは、やがてテレビドラマのフィールドでもその卓越した表現力を遺憾なく発揮していく。NHK連続テレビ小説『エール』では、オーディションでヒロイン・関内音の座を勝ち取り、主人公を力強く支える音楽家の妻を好演。豊かな声量と感情表現で、朝のお茶の間に圧倒的なエネルギーを届けた。
さらに社会現象を巻き起こした大作日曜劇場『VIVANT』では、世界を股にかける医師・柚木薫役を熱演。モンゴルロケという過酷な環境下でも、物語の鍵を握るミステリアスかつ芯の強い女性像を見事に構築した。映画で培った重厚なリアリティと、大衆を惹きつける華やかさ。その双方が高い次元で結実している。
初期の名作をNetflixやNHKオンデマンドで今すぐ再発見する
若き日の二階堂ふみが遺した鮮烈な足跡は、現在の配信プラットフォームでも鮮やかに蘇る。『ヒミズ』や『私の男』といった初期の代表作はNetflixなどの動画配信サービスで手軽に鑑賞でき、朝ドラ『エール』の感動的な名場面はNHKオンデマンドでじっくりと味わうことが可能だ。
少女時代の危ういまでの美しさ、感情を炸裂させた初期衝動、そして確固たる表現者としての歩み。今見返してもまったく色褪せない彼女の原点に触れることで、現在の彼女が放つ唯一無二の輝きが、より一層深く胸に迫るはずだ。 (出典: 二階堂 ふみ 若い 頃(Yahoo!ニュース))