おぎやはぎ小木と嫁・森山奈歩の現在!森山家屋敷の奇妙な同居生活
おぎやはぎ おぎ 嫁という検索ワードが、芸能界の片隅でいまなお高い関心を集め続けている。世間が抱くイメージは明快だ。「毒舌で皮肉屋の芸人が、音楽界屈指の名門ファミリーに婿入りした男」。だが、その実態を覗き込むと、単なる玉の輿や格差婚といった下世話なラベルは綺麗に剥がれ落ちる。そこにあるのは、互いの自立心を極限まで尊重し合う、極めて風通しの良いパートナーシップだ。
テレビの画面越しに見せる飄々とした脱力感とは裏腹に、ネット上で囁かれるおぎやはぎ おぎ 嫁を巡る日常の記録は、常に鮮烈な驚きとユーモアに満ちている。お笑い芸人・小木博明と、歌手・森山良子の長女である元ミュージシャンの森山奈歩。相方の矢作兼とともにプロダクション人力舎の看板を背負い続ける彼が、いかにしてこの特異な家庭環境を築き上げ、今日に至るまで独自のポジションを保ち続けているのか。虚飾を排したその生活風景に迫った。
小木博明と森山奈歩の馴れ初めと夫婦仲の真相——森山家との豪華な関係と私生活ルール
二人の出会いは2000年代初頭にまで遡る。もともとおぎやはぎのライブに足を運んでいた奈歩が小木の才能と佇まいに惚れ込み、共通の知人を介して急接近したのが始まりだった。約6年に及ぶ交際期間を経て2006年にゴールイン。当時、周囲の芸人仲間は「あの小木が、天下の森山良子の娘を射止めた」と騒ぎ立てたが、当の本人はどこ吹く風。気負う気配など微塵も見せなかった。
長年連れ添う中で培われた夫婦仲は、世間の「理想の夫婦像」とは一線を画す。互いのスケジュールに過剰に干渉しない。相手の携帯電話を決して覗かない。そして、家庭内でも言いたい放題に本音をぶつけ合う。小木が外でどれほど過激な毒舌を吐こうとも、奈歩は動じない。むしろ「家の中でもあんな感じだから」と笑い飛ばす器量がある。この絶対的な信頼と放置の絶妙なバランスこそが、破綻することのない夫婦関係の土台となっている。
義母・森山良子と「一つ屋根の下」——二世帯住宅で繰り広げられる奇妙な力関係
小木夫妻の生活を語るうえで外せないのが、義母・森山良子との二世帯同居だ。都内の一等地に建つ豪邸で、家族は長年にわたり生活空間を共有している。世間一般であれば、大物歌手である義母との同居は気苦労の連続であろう。しかし、小木博明という男に常識的な遠慮は通用しない。
小木は義母に対して「良子さん」とフランクに呼びかけ、彼女が作った手料理に「味が薄い」「もっとこうした方がいい」と平然と注文をつける。普通なら即座に家庭内紛争へと発展しかねない場面だが、森山良子は怒るどころか、その無遠慮な態度を誰よりも面白がっているという。誰もがペコペコと頭を下げる国民的歌手に対し、家族として何の忖度もなく接する小木の存在は、良子にとっても一種の救いなのかもしれない。奇妙な同居生活は、絶妙なパワーバランスの上で見事に調和を保っている。
義弟・森山直太朗との距離感が生んだ、家族を超えた盟友関係
この一族のユニークさをさらに際立たせているのが、義弟にあたる森山直太朗との関係性だ。そもそも奈歩と知り合う前から、直太朗と小木の間には友人としての接点があった。義理の兄弟となった現在でも、二人の関係は「親戚」というより「気心の知れた悪友」に近い。
テレビやラジオの場でも、小木は直太朗の楽曲や私生活に対して容赦ないツッコミを浴びせる。直太朗もまた、そんな義兄の無茶振りに困り顔を浮かべつつ、嬉々として応じる。互いのクリエイティビティと人柄をリスペクトしているからこそ成り立つ、乾いたプロ同士のプロレス。家族の枠組みを軽々と飛び越えたこの盟友関係が、森山家の風通しを一段と良くしている。
TBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』で明かされる、飾らない家庭の素顔
小木の私生活の断片が最も生々しく、かつ魅力的に語られる場所といえば、TBSラジオの長寿番組『おぎやはぎのメガネびいき』をおいて他にない。毎週木曜深夜、マイクの前に座る小木は、家族旅行のドタバタ劇から娘の成長に伴う戸惑い、さらには奈歩との些細な喧嘩まで、フィルターを通さずに吐露する。
かつて小木が腎細胞がんを患い休養を余儀なくされた際も、この番組を通じて病状や家族の支えが語られた。奈歩が素早く名医を探し出し、混乱することなくテキパキと入院の手続きを進めたエピソードは、リスナーの胸を打った。普段は照れ隠しのように妻への文句を垂れ流しながらも、極限状態で見せる家族の結束力。深夜ラジオの電波に乗って届くその飾らない言葉に、多くのファンが小木家の本質を感じ取っている。
相方・矢作兼とプロダクション人力舎が見守る、芸人・小木の揺るぎないスタンス
お笑いコンビ「おぎやはぎ」の相方である矢作兼の存在も、小木の家庭環境を語る上で見逃せないピースだ。高校時代からの付き合いである矢作は、小木が名門一家と結婚した際も茶化すことなく、その変化を面白がって観察し続けた。小木が家庭のエピソードを披露するたび、隣で誰よりも楽しそうに大笑いする矢作のリアクションが、物語の面白さを何倍にも膨らませる。
所属事務所であるプロダクション人力舎の放任主義とも言えるカルチャーも、小木の個性を殺さずに済んだ大きな要因だ。上下関係に縛られず、個々のマイペースな生き方を重んじる事務所の空気感があったからこそ、小木は「大物ミュージシャンの娘婿」という重圧に押しつぶされることなく、芸人としての飄々としたスタンスを貫くことができた。
テレビ東京の深夜バラエティ番組で見せる毒舌を支える、妻・奈歩の圧倒的包容力
小木博明の真骨頂は、テレビ東京をはじめとする過激な深夜バラエティ番組で発揮される。予定調和を破壊する発言、世間の綺麗事に冷や水を浴びせるような鋭い視線。コンプライアンスが叫ばれる昨今のテレビ業界において、彼のように際どいラインを攻め続けられるお笑い芸人は極めて貴重だ。
しかし、そうした攻めた芸風を成立させるためには、精神的な安全基地が不可欠となる。外でどれだけ批判を浴びようと、家に帰ればすべてを受け止めて笑い飛ばしてくれる妻・奈歩がいる。彼女が持つ音楽一家仕込みの豪快さと底知れぬ包容力があるからこそ、小木は恐れることなくカメラの前で悪童であり続けられるのだ。世間の詮索を軽やかに受け流しながら、二人はこれからも独自のテンポで、唯一無二の日常を刻んでいくに違いない。 (出典: おぎやはぎ おぎ 嫁(Yahoo!ニュース))