独占:ONE N' ONLY関哲汰が明かす新境地と次なる野心
関 哲 汰という男の歌声には、聴く者の胸倉を鷲掴みにするような、生々しい切迫感と色気が共存している。南米の巨大フェスを揺らした轟音のような歓声、ベースラインに共振する床、そしてステージ中央でスポットライトを切り裂くように伸びるハイトーン。いまや国境の垣根を軽やかに飛び越えたボーイズグループのフロントマンでありながら、彼の立ち姿にはどこか、路地裏のストリートで磨かれたような野性味が色濃く残る。
リハーサル直後、汗を拭いながら取材席についた関 哲 汰は、屈託のない笑顔を見せて周囲の空気をふっと和ませた。カメラの前で見せる鋭い眼差しと、日常に佇む柔らかな青年としての気配。その鮮やかな二面性こそが、多くのオーディエンスを捕らえて離さない魔力なのだろう。激動の歩みを経て、表現者としてさらなる円熟味を帯び始めた彼が、胸の奥に秘めた青い炎を静かに語り出した。
過熱する世界的人気――ONE N' ONLYのリードボーカルが背負う進化の重圧
ONE N' ONLYが提示し続けてきた独自のサウンドスタイル「JK-POP」――J-POPの繊細なメロディとK-POPのソリッドなビート構造、そしてラテンの情熱を融合させたその音楽性は、海を越えた南米ブラジルをはじめとする世界各地で爆発的な支持を獲得してきた。その重厚な音像の屋台骨を支えているのが、関のボーカルだ。
甘さとハスキーさを絶妙な配合で兼ね備えた彼の声は、アグレッシブなダンスチューンでは強烈な推進力となり、スローバラードでは聴き手の孤独に寄り添うような温もりを放つ。「世界中のファンが自分たちの音を待っているという実感は、大きな誇りであると同時に、決して立ち止まることを許さない心地よいプレッシャーでもある」と彼は語る。現状維持を何よりも嫌うストイックな姿勢が、グループ全体の表現レベルを一段高いステージへと引き上げているのは紛れもない事実だ。
独占告白:関哲汰が明かす2026年の新展開と舞台裏の真実
「2026年は、これまでのONE N' ONLYのパブリックイメージを良い意味で裏切る年にしたいんです」
関は確信に満ちた口調で切り出した。彼が明かしたのは、これまでのグループ像を一段とスケールアップさせる新プロジェクトの輪郭だ。ワールドツアーの規模拡大にとどまらず、個々のクリエイティブを極限まで前面に押し出す新たな制作体制への移行。特に楽曲制作の現場において、彼自身のパーソナルな感情やルーツに根ざしたアイデアが、かつてない純度で注入されているという。
深夜に及ぶスタジオセッション、メンバー同士の激しいディスカッション。「ファンのみんなが驚くような仕掛けをいくつも準備しています。ただカッコいいだけじゃなく、人間の生々しい弱さや泥臭さも全部詰め込んだ歌を届けたい」。華やかなステージの裏側で繰り返される試行錯誤のプロセスこそが、彼が2026年に解き放とうとしている新たな爆発力の源泉となっている。
映画『バトルキング!!-We'll rise again』からNetflixへ、役者としての血肉
関の表現欲は、音楽のフレームだけに収まらない。グループ総出演で大きな話題を呼んだアクション映画『バトルキング!!-We'll rise again』で見せた剥き出しの感情表現は、多くの映画ファンや批評家の目を引いた。同じグループの仲間であり、盟友でもある草川直弥らと時にぶつかり合い、時に高め合いながら作り上げたスクリーンの世界は、彼の表現者としての引き出しを劇的に増やした。
その実績は国内外の配信プラットフォームにも波及している。Netflixなどを通じて作品が世界各地へ同時配信される現在、映像作品への出演はダイレクトにグローバルな認知へと繋がる。「芝居で誰かの人生を生きる経験は、巡り巡って歌の解釈を驚くほど深くしてくれる」と関は振り返る。カメラの前で感情を限界まで振り切った経験が、いまや3分間の楽曲の中でも立体的な物語を紡ぎ出すための確固たる血肉となっている。
スターダストプロモーションとEBiDANが仕掛ける、次世代J-POPの地平
名門スターダストプロモーションが擁する大所帯のアーティスト集団、EBiDAN(恵比寿学園男子部)。その中にあって、ONE N' ONLYが放つ存在感は極めて特異だ。正統派のアイドル像とも、従来のストリートカルチャーの枠組みとも異なる独自の立ち位置を切り拓いてきた。
多様な個性がしのぎを削るEBiDANのカルチャーの中で育まれたハングリー精神は、彼らの大きな武器だ。関は先輩や後輩たちの活躍から常に刺激を受けつつも、「自分たちがJ-POPの固定観念を壊す先鋒でありたい」という強い自負を隠さない。定型化された国内のポップシーンに風穴を開け、アジア発の新たなグローバルスタンダードを構築しようとする事務所全体の野心的な挑戦において、彼の存在は決定的な推進力として機能している。
TikTokフォロワー数百万超の熱狂、そして音楽産業の定石を覆す戦略
彼らの世界進出を語る上で欠かせないのが、TikTokを中心としたソーシャルメディアでの爆発的なバズだ。数百万規模のフォロワーを抱え、投稿されるショート動画が南米のユーザーを中心に凄まじいスピードで拡散された現象は、従来の音楽産業が敷いてきたプロモーションの定石を完全に覆した。
しかし、関自身はデジタル上の数字に対して極めて冷静な視線を保っている。「アルゴリズムでバズることと、心に残る音楽を届けることは全く別物」。画面の向こう側の熱狂を一過性の流行で終わらせず、リアルなライブ会場へとオーディエンスを足を運ばせるための鍵は、生身のパフォーマンスに宿る圧倒的な説得力しかない。テクノロジーを巧みに乗りこなしながらも、最後の決め手は泥臭いフィジカルの熱量であるという矜持が、彼らの足元を揺るぎないものにしている。
ダンス&ボーカルグループの枠組みを超えて――彼が描く未踏の地図
「ダンス&ボーカルというジャンルそのものを、もっと自由な場所にしたい」
インタビューの終盤、関が口にした言葉には、一人のアーティストとしての揺るぎない覚悟が宿っていた。激しいコレオグラフィーを完璧にこなしながら、芯のある歌声をブレずに響かせる――その技術的な卓越性は、彼らにとってはもはやスタートラインに過ぎない。
目指すのは、ジャンルや国境、言語の壁を軽々と無力化してしまうような、圧倒的な体験の創出だ。ファン(SWAG)との絆を何よりも大切にしながらも、その視線はすでに、誰も見たことのない遥かな地平を見据えている。関哲汰という一人の表現者が刻む足跡は、これからの時代を生きるアーティストたちにとっての、ひとつの道標となっていくはずだ。 (出典: 関 哲 汰(Yahoo!ニュース))