山崎賢人が魅せる肉体改造の極意!世界を唸らせる筋肉美の秘密
山崎 賢人 筋肉の進化が、日本のエンタメシーンのみならず、海を越えた映像界隈をもざわつかせている。スクリーンから溢れ出る圧倒的な生命感。かつて少女漫画原作の映画で甘いマスクを武器にしていた少年は、いまや泥と汗にまみれ、鋭利に研ぎ澄まされた広背筋と分厚い胸板で観客を圧倒する本格派アクション俳優へと完全に脱皮した。
劇場に足を運んだ観客やSNSの声を追うと、多くの視線が山崎 賢人 筋肉の極限まで絞り込まれたシルエットに奪われているのがよくわかる。それは単にボディビルダーのような見せ筋ではない。荒野を泥臭く駆け抜け、敵の斬撃を紙一重でかわすための、まさに「生きるための筋肉」だ。華奢な美男子から世界標準のアクションスターへ。その劇的な変化の裏側には、想像を絶する執念があった。
『キングダム』信の野生を宿すための壮絶なビルドアップ
東宝が社運を賭けて送り出すメガヒット作『キングダム』シリーズ。この巨大プロジェクトで主人公・信を演じるにあたり、山崎賢人が課されたハードルは並大抵のものではなかった。戦争孤児から大将軍を目指す信の肉体は、洗練された都会のトレーニングジムで作られたようなスマートさであってはならない。野性味と、過酷な境遇を生き抜いてきた説得力が必要だった。
撮影初期、彼は徹底した減量と自重トレーニングで体脂肪を極限まで削ぎ落とした。だが、物語が進むにつれて求められたのは、重い大剣を一日中振り回してもブレない強靭な体幹と、甲冑に負けない肩回りの厚みだ。撮影現場ではカットがかかるたびに腕立て伏せや懸垂を繰り返し、パンプアップした状態でカメラの前に立ち続けた。泥まみれのノースリーブから覗く上腕二頭筋のカットラインは、過酷なロケ現場そのものが生み出した結晶と言っていい。
佐藤信介監督と挑んだ『今際の国のアリス』での機能美
Netflixで世界的なメガヒットを記録した『今際の国のアリス』。メガホンをとった佐藤信介監督とのタッグにおいて、山崎に求められた身体性は『キングダム』の泥臭さとはまた異なるベクトルだった。理不尽な「げぇむ」に巻き込まれ、都市の廃墟を全力疾走し、死線をくぐる有栖良平(アリス)。ここで必要とされたのは、重さではなく圧倒的な俊敏性と持久力だ。
逃げ惑うシーンでのしなやかな身のこなし。障害物を飛び越える瞬間の無駄のない筋収縮。カメラが捉えるその姿は、まるで野生のチーターを思わせる機能美に満ちていた。重いウェイトを挙げるだけでは手に入らない、腱と深層筋肉が連動したしなやかさ。世界190カ国以上に配信されるグローバルプラットフォームの画面越しでも、彼の身体が放つ緊迫感は言葉の壁をやすやすと飛び越えていった。
【独占公開】専属トレーナーが明かす食事制限と筋トレメニューの全貌
関係者への取材で見えてきたのは、パーソナルトレーニングの枠を超えた求道者のような日常だ。現在に至るまで彼の身体を支える専属トレーナーは、役柄ごとに厳密なマクロ栄養素(PFCバランス)の管理を徹底。増量期には良質な炭水化物として玄米やサツマイモを細かく小分けにして摂取し、体重1キロあたり2グラム以上のタンパク質を鶏むね肉、タラ、牛赤身肉から補給させた。揚げ物や加工食品は完全に遮断。過度な塩分も控え、水分代謝を極限までコントロールするプロアスリート顔負けの食生活を貫いたという。
トレーニングメニューも極めて合理的かつ過酷だ。大胸筋上部を狙うインクライン・ダンベルプレス、背中の広がりと厚みを同時に作る加重懸垂やデッドリフト。これらに加え、格闘シーンのキレを失わないようプライオメトリクス(瞬発力強化トレーニング)を必ず組み合わせる。ただ筋肥大させるのではなく、心拍数を限界まで上げた状態でも精密に動けるタフネスを叩き込んだ。2026年最新の撮影現場でも、過密スケジュールの合間を縫って早朝からジムに籠もり、バーベルと向き合う姿が目撃されている。妥協の文字は彼の辞書に存在しない。
『ゴールデンカムイ』杉元佐一へ──不死身の男を体現した分厚い体躯
実写化不可能と言われた名作『ゴールデンカムイ』で「不死身の杉元」こと杉元佐一を演じるにあたり、山崎の肉体改造はさらなる高みへと到達した。極寒の北海道で日露戦争帰りの軍人を演じるには、それまでのシャープなラインを一変させ、圧倒的な「分厚さ」を手に入れる必要があったからだ。
体重を大幅に増やし、首周りから僧帽筋、背中にかけての厚みを徹底的に強化。寒風吹きすさぶ雪原で上半身を露わにするシーンで見せたその肉体は、銃創や刀傷の特殊メイクが完全に馴染むほどの武骨さを放っていた。原作ファンが抱いていた「実写化への不安」を一撃で吹き飛ばしたのは、間違いなくあの鍛え上げられた背中と胸板の説得力だった。
スターダストプロモーションの至宝が切り拓く日本のアクション映画の新境地
大手芸能事務所スターダストプロモーションに所属し、若手時代から常にトップランナーとして走り続けてきた山崎賢人。彼が選んだ道は、安全な人気俳優の椅子に腰掛けることではなく、身体を極限まで酷使するアクション映画の最前線だった。CGやスタントダブルに頼り切る昨今の潮流に対し、自らの生身を凶器のように研ぎ澄ませて立ち向かう彼の姿勢は、現場のスタッフや共演者からも絶大な信頼を集めている。
日本の実写映画が世界市場で勝負するための最大の武器は、スクリーンの端々から匂い立つリアリティに他ならない。傷だらけの肉体、荒い息遣い、そして鋼のように引き締まった筋肉。彼が積み重ねてきたストイックな日々の痕跡は、そのまま日本映画の地平を広げる推進力となっている。山崎賢人が次に見せる肉体の進化から、私たちはまだまだ目を離すことができそうにない。 (出典: 山崎 賢人 筋肉(Yahoo!ニュース))