谷まりあの出身大学は早稲田?一般入試突破の猛勉強と秀才の真実
谷 まりあ 大学という検索ワードが、エンタメファンの知的好奇心を刺激し続けてやまない。バラエティ番組で見せる屈託のない笑顔や、洗練されたスタイルで誌面を飾る姿。その眩しいオーラの背後には、国内屈指の難関私立大学の一般入試を自力で突破したという、筋金入りの努力家の横顔が隠されている。
テレビをつければ共演者と軽妙な掛け合いを演じ、SNSでは同世代の憧れのアイコンとして君臨する彼女。しかし、世間を驚かせた谷 まりあ 大学合格の軌跡は、タレントによくある推薦入試や名義先行の進学とは一線を画す。何の後ろ盾もない中で机にかじりつき、浪人生活という孤独なトンネルをくぐり抜けた実体験が、今の彼女の芯の強さを形作っている。
早稲田大学商学部に一般入試で合格した真相と偏差値の壁
谷まりあが進学した先は、私立の最高峰の一角を占める早稲田大学商学部である。経済学やマーケティング、会計学などビジネスの現場に直結する知見を叩き込むこの学部の偏差値は、大手予備校の基準で概ね65.0から70.0前後。全国からトップクラスの受験生がしのぎを削る激戦区だ。
芸能界において「大学進学」といえば、推薦入試や自己推薦枠、あるいは通信制などを思い浮かべる人も少なくないだろう。だが、彼女が選んだのは真正面からの一般入試だった。英語、国語、地歴公民の3教科を極限まで研ぎ澄まさなければ合格最低点に届かない過酷な選抜。そのハードルを自らのペン一本で跳ね除けた事実は、単なる「インテリ枠」という肩書きを遥かに凌駕する説得力を放っている。
1日10時間以上机に向かった浪人時代──知られざる猛勉強の舞台裏
現役時代、志望校の合格通知を手にすることはできなかった。高校卒業を目前にして突きつけられた不合格の文字。そこで妥協して進路を変更する選択肢もあったはずだ。しかし、彼女は逃げなかった。1年間の浪人生活を決断し、予備校の自習室へ通い詰める日々へと身を投じた。
生活のすべてを受験勉強に捧げた浪人期。朝一番に自習室の席を確保し、夜の閉館まで机に向かう生活を繰り返した。1日の勉強時間は実に10時間から12時間。スマートフォンを遠ざけ、誘惑を徹底的に断ち切るストイックさだった。パキスタンにルーツを持つ父との日常会話で培った英語力を武器にしつつも、古文や日本史といった暗記と論理的思考が求められる文系科目では、ボロボロになるまで参考書をめくり続けたという。華やかに見えるルックスの裏側で、誰よりも泥臭くノートを黒く塗りつぶしていた時期が確かに存在した。
出川哲朗とのタッグで覚醒──『イッテQ』抜擢と学業の過酷な両立
努力が実を結び、晴れて早稲田大学の杜を歩み始めた2016年。彼女の運命はもう一つの大きな転機を迎える。日本テレビ放送網が誇る看板バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ』への出演だった。大御所芸人・出川哲朗のアシスタントを務める「出川ガール」への大抜擢である。
過酷な海外ロケ、予測不能のハプニング、泥にまみれるリアクション芸。大学生活のスタートとほぼ同時に始まったこの挑戦は、体力と精神力の限界を試すものだった。キャンパスでマーケティングの講義を受けた数日後には、数万キロ離れた秘境へ飛び立ち、カメラの前で体を張る。長時間のフライト中も座席のライトを頼りにレポートを書き、期末試験の前には分厚い専門書を抱えてロケ現場に入った。弱音を吐かず、どちらの現場にも笑顔で現れるそのタフネスに、現場のスタッフや出川哲朗自身も舌を巻いたという。
専属モデルViViと高等教育の二刀流が生んだ独自の知性
大学在学中、彼女は人気ファッション誌『ViVi』の専属ファッションモデルとしても第一線を走り抜けた。早朝からのスチール撮影、衣装チェンジの合間に繰り広げられる過密スケジュール。ファッションモデルとしての表現力を磨くことと、高等教育機関でアカデミックな知見を深めることは、一見すると対極のベクトルに見える。
だが、商学部で学んだ消費者心理や市場動向、メディア論の視点は、自己プロデュースの場において確実に活かされた。自分がどう見られているか、今の読者や視聴者は何を求めているのか。直感だけに頼るのではなく、俯瞰して状況を分析するクリエイティビティ。学問と現場の往復が、彼女の中に揺るぎない知性の背骨を通したのだ。
TVerやHuluで再注目される人間力──バラエティ番組で見せる本質
現在、テレビ番組の視聴スタイルは大きく変化した。TVerによる見逃し配信や、Huluをはじめとするオンデマンドサービスによって、過去のアーカイブや過去の名場面が何度でも掘り起こされる時代だ。そうした配信プラットフォームの普及に伴い、彼女の機転の早さや言葉選びの的確さが改めて評価されている。
バラエティ番組における彼女の立ち回りは、決して出しゃばりすぎず、それでいて決定的な瞬間に空気を変えるパンチラインを放つ。失礼になりかねないギリギリのラインを攻めつつも、決して不快感を与えない絶妙なバランス感覚。それは、机上の勉強だけで培った知識ではなく、多忙な大学時代に多様な価値観を持つ学生やプロフェッショナルたちと正面から対峙してきた経験があるからこそ成せる業だろう。
テレビ・芸能界を生き抜く武器──知的タフネスがもたらす唯一無二の存在感
移り変わりの激しいテレビ・芸能界において、容姿の美しさや単なるキャラクターの面白さだけで生き残り続けることは極めて難しい。トレンドは数か月単位で移ろい、新しいスターが次々と現れては消えていく。
その荒波の中で谷まりあが独自のポジションを築き続けている理由は明白だ。自らの意志で選び取った難関大受験という試練を、妥協のない努力で勝ち取った成功体験。それが彼女の内側に「いざとなれば限界を超えてやり切れる」という絶対的な自己信頼を植え付けた。学歴を鼻にかけることは決してないが、瞳の奥に宿る揺るぎない知性と胆力こそが、彼女を照らす最大の照明なのだろう。 (出典: 谷 まりあ 大学(Yahoo!ニュース))