「本能寺の変」芸人の現在地!エグスプロージョンが消えた真相と今
「本能寺の変〜♪ 1582年〜♪」という中毒性の高いフレーズとキレキレのダンスで、日本中の学校やネット上を席巻したあのブームから長い年月が経ちました。当時、YouTubeの再生数が急上昇し、テレビのバラエティ番組で見ない日はなかった2人組ダンスユニットを、ふと思い出す人も少なくないはずです。
しかし、一世を風靡したピークを過ぎて以降、地上波のバラエティ番組で見かける機会は激減しました。ネット上では「解散したのか」「事件を起こして消えたのでは」といった不穏な噂も飛び交っています。本能寺の変のダンスで一世を風靡した彼らは、なぜテレビの表舞台から姿を消したのか。そして2026年の今、どのような活動を続けているのか、その軌跡と舞台裏を追いました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「本能寺の変」で知られるエグスプロージョンは解散しておらず、2026年現在も2人で活動を継続している。
- 要点2:地上波から消えた背景には、リズムネタ特有の消費スピードに加え、2018年に起きたメンバーの書類送検騒動とそれに伴う活動休止がある。
- 要点3:現在は舞台演出、アーティストへの振付提供、ゲーム配信、教育イベントなど、本来のダンススキルと個性を活かした独自の立ち位置を確立している。
【社会現象の記憶】「本能寺の変」ダンスでYouTubeを席巻した2人組とは?
歴史の年号とストリートダンスを掛け合わせた「踊る授業シリーズ」で社会現象を巻き起こしたのが、ダンスユニットのエグスプロージョンです。メンバーはリーダーのまちゃあきと、相方のおばらよしおの2人。もともとはストリートダンス界の実力派として名を馳せ、日本テレビ系のダンス番組『スーパーチャンプル』で初代殿堂入りを果たすほどの確かなスキルを持っていました。
転機が訪れたのは2015年でした。YouTubeに投稿した「本能寺の変ダンス」が中高生を中心に爆発的なヒットを記録。織田信長が明智光秀に討たれた歴史的事件を「諸説あり」という絶妙なオチと軽快なリズムに乗せて踊るスタイルは、動画再生回数が瞬く間に数千万回を突破しました。
大手芸能事務所の吉本興業に所属していたこともあり、メディアからは「新世代のリズムネタ芸人」として扱われ、情報番組や音楽特番へ連日引っ張りだことなりました。歴史の授業をエンタメに昇華させたパイオニアとして、教育関係者からも熱い視線を集めたのです。
テレビから消えた理由|リズムネタの流行サイクルと2018年の「書類送検」騒動
あれほど世間を賑わせた彼らが、なぜテレビからパタリと姿を消してしまったのか。その理由は、大きく分けて2つ存在します。
1つ目は、テレビ業界におけるリズムネタ芸人の宿命ともいえる流行サイクルの短さです。「踊る授業シリーズ」は「ペリー来航」や「島原の乱」など次々と新作が投下されましたが、視聴者の目が慣れるにつれて初見のインパクトは次第に薄れていきました。彼ら自身はプロのダンサーであり、ひな壇でトークを回すバラエティタレントではなかったため、ネタブームの一巡とともにテレビ出演が自然減していった側面があります。
そして2つ目であり、最大の決定打となったのが、2018年春に報じられた書類送検の真相です。
2018年4月、メンバーのおばらよしおが交際相手の女性と口論になり、頭部などに怪我を負わせたとして傷害容疑で書類送検されていた事実が発覚しました。その後、同年6月には不起訴処分(起訴猶予)となりましたが、世間に与えたイメージの悪化は避けられませんでした。吉本興業はおばらよしおに対して厳重頭髪処分および無期限の活動自粛を言い渡し、グループは事実上の活動休止状態へ追い込まれたのです。
活動休止からの復帰|コンビ存続を支えたリーダーの孤軍奮闘
相方の不祥事により、ユニットとしてのスケジュールは白紙となりました。解散の危機さえ囁かれる中、グループの灯を消さなかったのがリーダーのまちゃあきです。
まちゃあきはソロ名義で舞台出演やダンスイベントの出演を続け、YouTubeチャンネルを守り抜きました。ファンに対して誠実に状況を説明し続け、相方の復帰を待ちわびる土台を整えていたのです。
そして書類送検から約7カ月が経過した2018年11月、おばらよしおが謹慎処分を解かれ、公式ライブのステージで復帰を果たしました。深々と頭を下げてファンに謝罪し、涙ながらに再出発を誓った2人に対し、客席からは温かい拍手が送られました。一度はどん底を味わったものの、彼らにはブーム以前から培ってきたストリートダンス界での熱烈な固定ファンがいたからこそ、完全な引退を免れることができました。
【2026年最新】エグスプロージョン現在の活動状況とそれぞれの進化
騒動と活動休止を乗り越えたエグスプロージョン現在の姿は、テレビの枠にとらわれないマルチクリエイターへと進化を遂げています。2026年現在の2人の動向を整理すると、それぞれの得意分野を活かした極めて堅実なキャリアが見えてきます。
リーダー・まちゃあきの最新活動
まちゃあきは持ち前の構成力と知識を武器に、舞台の演出家や振付師としての評価を確立しています。乃木坂46をはじめとする有名アイドルグループや舞台演劇への振付提供を行うほか、大の歴史好きが高じて歴史系トークイベントの司会やカルチャー誌での執筆活動も展開。俳優としてストレートプレイの演劇に出演するなど、表現者としての幅を大きく広げています。
相方・おばらよしおの最新活動
おばらよしおは、ダンサーとしての活動を継続しながら、デジタル配信の世界で新たなファン層を獲得しています。ストリートダンスのワークショップで後進を育成する傍ら、TwitchやYouTubeでのゲーム実況者としても活発に配信。飾らない人柄と巧みなトークでコミュニティを形成し、ネット配信者としての確固たるポジションを築いています。
コンビとしての活動も健在で、単独ツアーの開催や、YouTubeチャンネル『エグスプロージョン チャンネル』でのダンス動画投稿を継続。もはやテレビの露出に頼る必要のない、強固なファンベースを自力で構築しています。
「踊る授業シリーズ」が学校教育とダンスシーンに残した功績
地上波での露出が落ち着いた今振り返っても、彼らが残した「踊る授業シリーズ」の功績は色あせていません。
ダンスが中学校の体育で必修化された時期と重なったこともあり、「難解な歴史の年号をリズムに乗せて楽しく覚える」という彼らのアプローチは、全国の学校現場で教材や文化祭の出し物として重宝されました。「敷居が高い」と思われがちだった本格的なストリートダンスを、子供から高齢者まで誰もが親しめる大衆エンターテインメントへと落とし込んだ功績は、日本のエンタメ史において特筆すべき点です。
リズムネタ芸人として消費されるだけで終わらず、本物のダンスカルチャーを牽引し続けているからこそ、ブームから10年以上が経過した2026年現在もプロとして第一線で生計を立てられているといえます。
【本能寺 の 変 芸人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:エグスプロージョンは芸人ですか?それともダンサーですか?
A1:本質はプロのストリートダンサーです。吉本興業に所属し、エンタメ性の高いネタを披露していたため「リズムネタ芸人」として扱われることが多かったものの、経歴としては数々のダンスコンテストで優勝を重ねてきた実力派ダンサーユニットです。
Q2:おばらよしおが書類送検された事件の後、解散はしなかったのですか?
A2:解散はしていません。2018年の書類送検後、不起訴処分となりましたが約7カ月間の活動自粛期間に入りました。その間はリーダーのまちゃあきがソロで活動を支え、同年末のライブで復帰。2026年現在もコンビとして活動を継続しています。
Q3:現在のエグスプロージョンの最新情報はどこで追えますか?
A3:公式YouTubeチャンネル『エグスプロージョン チャンネル』をはじめ、各メンバーの公式X(旧Twitter)、Instagram、ファンクラブサイトで最新のライブツアー情報や振付作品が発信されています。
まとめ:流行の波を乗り越え、独自の表現者として走り続ける2人
「本能寺の変」というキラーコンテンツで一世を風靡したエグスプロージョン。ブームの終焉とスキャンダルという二重の荒波を経験しながらも、彼らは決して表舞台から完全に退場したわけではありませんでした。
テレビ番組の露出だけを尺度にすると「消えた」と映るかもしれませんが、実態は違います。ダンスという揺るぎない土台の上に、舞台演出、振付、ゲーム配信、教育的アプローチを掛け合わせ、2026年の今も自分たちのペースで表現活動を謳歌しています。一発屋の枠組みを軽やかに飛び越えた彼らの歩みは、ネット発信のタレントが生き残るためのひとつの道筋を示しています。 (出典: 本能寺 の 変 芸人(Yahoo!ニュース))