三代目JSB幻の2020年ライブ|中止の真相と伝説の配信セトリ

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三代目JSB幻の2020年ライブ|中止の真相と伝説の配信セトリ
三代目JSB幻の2020年ライブ|中止の真相と伝説の配信セトリ
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🎵 三代目JSB幻の2020年ライブ|中止の真相と伝説の配信セトリ

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)がグループ結成およびメジャーデビューから10周年という大きな節目を迎えた2020年。本来であれば、LDHが総力を挙げて6年に1度開催する巨大祭典「LDH PERFECT YEAR 2020」の目玉として、日本中を熱狂の渦に巻き込むはずでした。しかし、突如として世界中を襲った新型コロナウイルスの猛威により、エンターテインメント業界は完全に足止めを食らうことになります。

相次ぐドーム公演の延期と中止、途方に暮れるファンとエンタメの灯を守ろうともがき続けたメンバーたち。あれから時を経た現在でも、あの年に起きた劇的なドラマや、絶望の淵から生まれた革新的なオンラインライブの記憶は色褪せることはありません。熱狂と混乱が交錯した激動の足跡を、今改めて辿ります。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:10周年を飾る祝祭「PERFECT LIVE 2010▶2020」はコロナ禍の直撃を受け、福岡公演などを除き大半が見送りに。
  • 要点2:公演中止の危機を逆手に取り、ABEMAと連携した「LIVE×ONLINE」で未曾有の演出と幻のセトリを披露。
  • 要点3:苦渋のチケット払い戻しや活動制限を乗り越えた経験が、その後のグループの強固な絆と進化の原動力となった。

【10周年の祝祭が一変】「LDH PERFECT YEAR 2020」と三代目JSBの壮大な青写真

2020年を迎えた瞬間、LDHのファンが抱いた高揚感は凄まじいものがありました。祝祭のテーマは「LDH PERFECT YEAR 2020」。その中心格として発表されていたのが、三代目JSBのデビュー10周年を記念したドームツアー「三代目 J SOUL BROTHERS PERFECT LIVE 2010▶2020」でした。

グループの10年間にわたる軌跡を総括し、メガヒット曲のみで構成されるベストライブとして企画されたこのツアーは、ファン垂涎のプロジェクトでした。福岡PayPayドーム公演を皮切りに全国の主要ドームを巡り、何十万人もの観客と歓喜を共有するはずだった計画は、まさにグループのキャリア最高峰を刻むロードマップだったのです。

2020年2月上旬、ツアーは福岡PayPayドームで無事に開幕を迎えました。会場を埋め尽くしたフラッグと歓声、圧巻のダンスビート。誰もがこれから始まる1年間の祝祭に胸を躍らせていましたが、その直後、日常は音を立てて崩れ去っていきました。

【中止の真相と苦渋の決断】相次ぐドーム公演見送りとチケット払い戻しの経緯

ファンが最も知りたがっていた「なぜあれほど大規模なツアーが中止に追い込まれたのか」という真相の背景には、刻一刻と変化する感染状況と、観客や関係者の安全確保という重い命題がありました。2020年2月26日、政府による大規模イベントの自粛要請が発令されたことを受け、LDHは直近公演の開催見送りを電撃発表。この日を境に、エンタメ界全体が深い霧の中に包まれます。

当初は「延期」による振替日程の模索が懸命に続けられていました。しかし、春先に出された緊急事態宣言、収まる気配を見せない感染拡大、そして何万人もの人々が一堂に会するドーム興行のリスクを考慮した結果、LDHは苦渋の決断として年内の主要ドーム公演の開催中止を順次発表せざるを得なくなりました。

これに伴い発生したのが、前代未聞の規模となったチケットの払い戻し対応です。複数公演のプラチナチケットを握りしめていたファンからは落胆と悲鳴が上がったものの、運営側は段階的な案内と丁寧な払い戻し手続きを実施。チケット代金の返金対応が進むにつれ、「10周年を会場で直接祝う」という夢の実現は極めて困難な状況へと追い込まれていきました。

【もう一つの幻】今市隆二と登坂広臣の合同ドームツアーが辿った運命

2020年にファンを魅了し、同時に惜しまれつつ幕を閉じることになったもう一つの重要なステージが、ボーカル2名による合同ドームツアー「LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA」でした。

ツインボーカルとして三代目JSBを牽引してきた今市隆二と登坂広臣(現・ØMI)が、それぞれのソロ世界観をドーム規模で激突させるという前代未聞の試み。互いの異なる音楽性、圧倒的なボーカル表現、そして2人が並び立つ瞬間のドラマ性は、ドームに詰めかけたファンを陶酔させました。

しかし、愛知のバンテリンドーム ナゴヤ(当時ナゴヤドーム)や福岡公演などを駆け抜けたところで、このスペシャルツアーもまた新型コロナウイルスの直撃を受け、予定されていた後半公演の中止を余儀なくされます。2人のボーカリストが極限まで高め合ったソロパフォーマンスの全貌は、一部の会場でのみ目撃された「伝説のステージ」として歴史に刻まれることになりました。

【転換点となったABEMA配信】「LIVE×ONLINE」が切り拓いた新たな地平

リアルな現場を奪われた三代目JSBとLDHは、決して立ち止まりませんでした。「ファンにエンターテインメントを届け続ける」という強い意志のもと、彼らが迅速に舵を切ったのがサイバーエージェント(ABEMA)とタッグを組んだ有料配信ライブ「LIVE×ONLINE」でした。

単なる無観客ライブの中継ではありませんでした。客席のない広大なステージ空間を逆手に取り、最新のXR技術、LEDパネルの立体配置、ドローンを駆使したダイナミックなカメラワークなど、「配信でしか表現できない世界水準のライブ演出」を次々と打ち出したのです。

2020年7月に開催された第1弾を皮切りに、秋口、そしてデビュー記念日である11月10日へと続く配信シリーズは、視聴チケットの売上やSNSのトレンドを席巻。会場に行けない世界中のファンがリアルタイムでコメントを交わし合い、画面越しに一つになるという、新しいライブカルチャーの金字塔を打ち立てました。

【幻のセトリを紐解く】10周年記念配信で明かされた感動のセットリスト

リアルなドームツアーで披露されるはずだった楽曲群は、一体どのような構成だったのか。その答えが凝縮されていたのが、2020年11月10日のデビュー記念日に開催された「LIVE×ONLINE INFINITY 三代目 J SOUL BROTHERS 10th ANNIVERSARY ~JSB HISTORY~」でした。

この日のセットリストは、ファンにとって涙なしには見られない奇跡の選曲となりました。デビュー曲である『Best Friend's Girl』から始まり、『花火』『R.Y.U.S.E.I.』といった大ヒットシングルを余すところなく網羅。さらに、EXILE TRIBEの原点に立ち返る『J Soul Brothers』や二代目 J Soul Brothersへのリスペクトを込めたナンバーまで、10年間の歴史を総括する物語が紡がれました。

ドームの巨大空間で鳴り響くはずだった重低音は、カメラのレンズ越しに一人ひとりのファンの心へと直接叩き込まれました。本来の「PERFECT LIVE」が幻となったからこそ、この日披露されたセットリストは、グループの歴史上最も純度の高いメモリアルな記録として語り継がれています。

【舞台裏の熱量】ファンクラブ限定配信で見せたメンバーの涙と本音

表舞台での圧倒的なパフォーマンスと並び、ファンの胸を締め付けたのがファンクラブ会員限定のプレミアム配信やアフタートークで見せたメンバーたちの素顔でした。

派手なステージ照明が落ちた後、画面の向こうのファンへ向けて語られたのは、観客が目の前にいない状態で歌い踊ることへの葛藤や、直接会えないもどかしさ、そして何より支え続けてくれるファンへの痛烈な感謝でした。普段はクールなメンバーが言葉を詰まらせ、互いの肩を叩き合う姿は、演出のないありのままの真実でした。

ファンクラブ限定コンテンツを通じて共有されたこの密密な時間があったからこそ、ファンは「取り残された」と感じることなく、苦境にあっても三代目JSBと共に歩んでいるという強い連帯感を持つことができたのです。

【映像作品の価値】DVD/Blu-rayにパッケージ化された激動のドキュメント

2020年の壮絶な軌跡は、のちにリリースされた映像作品やベストアルバムの特典ディスクに色濃く反映されています。2021年にリリースされたベストアルバム『BEST BROTHERS / THIS IS JSB』をはじめとする各パッケージには、あの困難な時期を乗り越える過程で制作された楽曲や、オンラインライブのハイライト、ドキュメンタリー映像が惜しみなく収録されました。

パッケージに収められたDVDやBlu-rayの収録内容を確認すると、観客のいないスタジオで汗を流すメンバーのリハーサル風景や、誰も経験したことのない演出を手探りで構築していく舞台裏が生々しく捉えられています。

華やかな歓声が遮断された世界で、表現者として何ができるのかを自問自答し続けた日々の記録。これらの映像は、単なるライブビデオの枠を超え、エンターテインメントが逆境に立ち向かった貴重な歴史的ドキュメントとしての価値を今なお放っています。

【三代目 ライブ 2020】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2020年に予定されていた三代目JSBのドームツアーは1公演も開催されなかったのですか?
A1:すべてが幻になったわけではありません。2020年2月上旬に開催された福岡PayPayドーム公演など、自粛要請が出る前の極めて初期の公演は実際に開催されました。しかし、その後に予定されていた大半のドーム公演は延期を経て中止となりました。

Q2:2020年のオンラインライブ映像を今から観る方法はありますか?
A2:デビュー10周年記念配信「JSB HISTORY」などの名シーンは、2021年にリリースされた10周年記念ベストアルバム『BEST BROTHERS / THIS IS JSB』の映像ディスクや、関連するライブパッケージに一部収録・特典化されています。公式ディスコグラフィーの映像仕様を確認するのが確実です。

Q3:中止になったチケットの払い戻しはどのような形で行われましたか?
A3:公式ファンクラブ(EXILE TRIBE FAMILY)や各プレイガイド(ticket board、ローソンチケット等)を通じて、対象者全員に順次払い戻しの案内が届き、所定の手続きを経て全額返金が行われました。混乱を避けるため長期間にわたる対応となりましたが、誠実なサポートが実施されました。

まとめ:苦境を越えて刻まれた10周年という伝説の証

デビュー10周年という輝かしい節目に訪れた未曾有の災禍。三代目JSBの2020年は、当初思い描いていたような「満員のドームで歓声を浴びる祝祭」にはなりませんでした。数え切れないほどの悔し涙と、相次ぐ公演中止という現実に直面したことは間違いありません。

しかし、そこで立ち止まることなく「LIVE×ONLINE」という新たな表現様式を切り拓き、ファンとの絆をデジタル空間で紡ぎ直した彼らの挑戦は、その後のエンタメ界の基準を大きく塗り替えました。あの苦境を全員で乗り越えたからこそ、その後の有観客ツアーで見せた7人の結束とパフォーマンスは、かつてない凄みを帯びることになります。2020年の三代目ライブは、失われた時間ではなく、グループが真の強さを手に入れた伝説の転換点として語り継がれています。 (出典: 三代目 ライブ 2020(Yahoo!ニュース))